秋の森の自然楽校 2013.1020131013-14

10月13日~14日 10月の秋の森の自然楽校を行いました!

今回の参加者は小学校1年生~小学校3年生まで35名!参加してくれて本当にありがとうござました!
35名の子どもたちと中学生ボランティア2名、高校生スタッフ2名、大学生スタッフ1名、青年スタッフ3名で10月の赤城の自然の中で楽しく過ごすことができました。

この二日間の赤城大沼の付近は素晴らしい晴天に恵まれました。
平地とは5℃以上の温度差があり、日中の活動時の温度も午前中は10℃前後まで気温が低くなってきています。
風が強いときが時折あり、とても肌寒く感じるようになってきました。
しかし、日中の活動で外を歩いてどんぐりなどの木の実を探したり自然の変化に目を向けて森の中を散策したりしている間に体を温めることもできました。
それでも、寒いと感じることもありましたが!


現在の赤城山は紅葉がはじまっており、少し森に出ると落ち葉の絨毯の上を歩くことになります。
まだ山の下のほうでは見られない景色なので、子どもたちも落ち葉を拾って風に乗せて飛ばしてみたり、足で落ち葉を集めてみたりと落ち葉の絨毯を楽しんでいました。
森の散策ではどんぐりを見つけることができました。どんぐりの中には根が出ているものがあり、自然の中で森が、植物が成長しようとしているのを目で確かめることができます。
森の素材を使ったクラフトを作るためにそれぞれ気にいった木の実や葉っぱなどを探していたときにはマツボックリなどを探していました。
周りの木をみて「松がないとマツボックリはないんじゃないかな」と松の木を探してみたりと夢中になって探しています。
自然の中のどんぐりにはひょんなお客さんが紛れていることもあります。クラフトに使うつもりで持ち帰ったどんぐりを次の日まで保管していたらどんぐりの中からちっちゃな幼虫がひょっこり顔を出していました。
どんぐりを持っていた女の子もびっくり!これにはスタッフもびっくり!
赤城の自然にはいつも驚かされます。

夜には暖かい服を着こんで夜の森へ。
この夜はとても空がきれいな夜で雲ひとつない空にとてもきれいな星と月が見えました。
赤城の山では天気さえ良ければ平地ではなかなか見られないくらいの星を見ることができます。
今回は本当に素晴らしい星空でした。みんなホントに運がよかったです!
空にはは半月があがっており、夜に外にでたときには「まっくらでこわいよ」という子が多かったのですが、「月明かりがとても明るいから、よく見ると周りの子たちの顔が見えるよ」という話を聞いたら、「ホントだー」と。少し安心した様子でした。
良く見ると半月でも人影が地面にくっきりと見えるくらいの明るさで月明かりが照らしていることに気付きました。
大沼の湖畔に出てからは夜空をみんなで眺めていました。
普段は見えないような星も見えて、何人かの子は流れ星をみることができたようです。
それでも半月の影響で星の数は少ないくらいだと聞いて、みんな驚いていました。
星を見ている間に大沼の向こう側の山の中からは鹿の鳴き声が聞こえてきました。
都市部では味わえない、幻想的な時間であったと思います。

2日目には自分たちのおこした火でおやつ作りをしました。
前日の風の中では火をおこすことは難しいと考えていたのですが、前日よりは風が弱くなり、無事すべての班が火をおこすことができ、おやつを食べることができました。
周りの落ち葉を入れてみたりしたのですが、落ち葉は少し湿っているのかすぐには火が点きませんでした。
しかし、ある木の皮を使うと良く火が点くことを教えてもらい、班それぞれがその木を探して付近を散策。何本か同じ木の皮をさがすことができ、火を点けることができたのです。
班の中でも小枝を探す子、木の皮を探す子、火の番をする子とそれぞれ役割をもって協力して進めることができました。

2日間という短い時間ではありましたが、赤城山の自然の中で多くの体験をすることができました。
また、参加者のみんなに会えるとうれしいなと思います。
ぜひご参加ください!





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