指導者養成講座 初級編の第二回目が開催されました
動物カードを使い簡単な自己紹介のあと、早速、隣接するヒノキの実習林に移動。フォレスト21群馬のみなさんの指導のもと、間伐の体験をしていただきました。
冷え切った体を渾身の鋸引きで温め、掛かり木によるロープ引きと、雪の残る林内は掛け声や笛やらで活気に満ちてました。
ごくろうさまです。
ですがこの森林整備の大変さを体感することも大切です。チェーンソーで行えば、訳はないのですが、その昔、薪を採るために手入れした全国の里山、拡大造林で増えた杉・檜の森も全部、人の手に依ってます。
"しかし、檜は堅い。"
それでいて素直。
午後は、利根沼田森林管理署の職員による最新の日本の森レクチャー。特に、ナラ枯れの被害状況と対策についてはみなさんの関心事で、日本海側から越境して、いよいよ群馬も危なくなるとの事でした。
松枯れが一段落したあとにナラ枯れ。
手入れの行き届かない人工林。
花粉症。
外国資本による森林買収の話。
暗いテーマばかりでしたが、問題意識の共有として、意義深い授業となりました。少々、タイトになりましたが、間伐材や木の実等を使ったクラフト作りでお土産としていただきました。
二回にわたって参加してくださり、ありがとうございました。
みなさんの活躍、楽しみにしております。
次回、中級講座もすぐ開催を予定しております。